引き続き文体について考える

最近僕は元気がない。体調はよいのだが、小説を読む気も書く気も起きないのだ。要はずっとぼうっとしているような気分だ。自分で言うのもなんだが、心ここにあらずである。 そこで、ここでは新しく書く小説の文体について夢想してみたい。最近僕は、ひょっと…

プロフィールに病名や障害名を記すのはマウント行為である

ツイッターにおいてプロフィールに病名や障害名を記すのは他者へのマウント行為である。別のことに置き換えて言うと、現実の社交の場において「私は東大卒です」とか「私は年収2000万円です」とか言うのに似ている。そこまで強力かどうかは別として、方向性…

ある興味深いやり取り

この前僕はネット上で興味深いやり取りをした。ある人がチャット欄に他者のツイートのURLを埋め込み形式で貼ったのだ。それは内容としてはウェブ小説家の嘆きで、自作に否定的なコメントがついたことを被害者ぶって喧伝していた。ちなみにその作品についたコ…

『真子と鏡』を読む

自作の中編小説『真子と鏡』について述べる。本稿はすでに同作を読み終えた者を対象にした記事になっている。 riktoh.hatenablog.com 『真子と鏡』の直接の祖先はホフマンの『大晦日の夜の冒険』である。これは主人公の男性が悪魔によって鏡像を奪われる事件…

『HUNTER×HUNTER』を読む2

漫画『ハンターハンター』の最大のテーマはゲームである。「どうすればゲームを最大限面白く遊ぶことができるか」という問題意識が作者にはある。物語を通じてさまざまなゲームの形を表現し、至高の遊び方を追究しようというのが作者の目標である。 一般的に…

AIに小説の審査をやらせると、人々は何をし出すか

「小説の新人賞への応募者が多すぎて審査のコストがかかるというなら、AIに小説の審査をやらせてみてはどうか?」と提案している人を僕はツイッターで見かけた。そこで僕はもしAIに小説の審査をやらせたらどういうことが起きるかを想像してみた。 十中八九、…

心はない

僕はここのところずっとザ・ストロークスの曲を聴いている。特に気に入っているのはゴーイング・ショッピングとアダルツ・アー・トーキングだ。彼らの曲をくりかえし聴いているうちに僕の感性や考え方に変化が生じてきたので、それについて書いてみたい。 以…

祭りが苦手という話

僕は祭りが苦手だ。文字通りの祭りが嫌いなだけでなく、音楽のコンサートも同人誌即売会も嫌であり、参加したくない。さすがに祭りにいったことや通り道として通過せざるを得なかったことは幾度もあるが、音楽のコンサートと同人誌即売会にいったことは人生…

新しい文体

この記事では二つのことを書く。一つ目は僕の小説の書き方の姿勢のこと。二つ目は僕が新しく書く小説の文体のことだ。 ここ数ヵ月は僕は動画制作をしていた。初めての体験だったがとても面白かった。その総決算としてストーリーものの長編動画を作ったりもし…

動画『結月ゆかりはコピー機になるようです』を公開しました

長編動画の『結月ゆかりはコピー機になるようです』をYoutubeとニコニコ動画で公開しました。全部で四本のシリーズもので、完結済みです。よろしければご覧ください。 youtu.be www.nicovideo.jp